パワーコンディショナー(PCS)を交換しました。

某太陽光発電所にてパワーコンディショナー(PCS)の交換作業を行いました。

こちらが交換前のパワーコンディショナー(PCS)です。故障により停止中です。

パワーコンディショナー(PCS)の設置してある場所は斜面になっており、足を滑らせ滑落する恐れがあった為、安全対策としてフルハーネスを着用して作業を行いました。

作業手順は

①PCSの下部にある直流側(DC)スイッチと集電箱などにある交流側(AC)スイッチをOFFにします。

②完全に放電するまで約5分ほど待ちます。

③パワーコンディショナー(PCS)のランプが消灯していること、パワーコンディショナー(PCS)の左側の扉の中にある端子台各相の無電圧を確認します。

④接続されている各電線を離線していきます。※接続時に接続間違えのないように離線前に写真を撮っておきます。

⑤パワーコンディショナー(PCS)を土台から外します。

⑥新しいパワーコンディショナー(PCS)を設置します。

⑦離線した各電線を接続します。

⑧接続のゆるみがないか、適正なトルク値で固定出来ているか確認します。

⑨接続の問題がないことを確認し、直流側(DC)スイッチと交流側(AC)スイッチをONにします。

⑩パワーコンディショナー(PCS)の通信アドレスを元のアドレスに変更します。今回はスマホ(android)とPCSを有線で接続。

⑪電圧・電流値を測定

⑫遠隔監視でも異常が無いことを確認し作業完了となります。

ドローン点検(赤外線)を行いました。

建設されて6年経過した太陽光発電所にて、ドローン点検(赤外線)を行いました。

結果として、パネルコネクタ1カ所の外れ、クラスタ異常パネル6枚、破損パネル2枚が見つかりました。

こちらの太陽光発電所は架台が高く、人の目でパネルを点検するのが難しい環境です。

また、ドローンに搭載している赤外線カメラで点検することで目視では分からない不良も見つけることができます。

可視画像

赤外線画像

パネル割れ(可視)

パネル割れ(赤外線)

防犯カメラ設置工事を行いました。

某太陽光発電所にてケーブル盗難があり、事業者様より防犯カメラ設置のご依頼を頂きました。

今回、取付するカメラは予め設定した範囲内に人が侵入すると、光と音で威嚇します。

警報音やフラッシュライトの調整や車には反応させないなど細かい設定も可能です。

防犯灯設置工事を行いました。

某太陽光発電所にて電線盗難の被害に複数回遭われている太陽光発電所があり、事業者様より防犯灯設置(5箇所)のご依頼を頂きました。

こちらの太陽光発電所の周辺は外灯が無く、夜になると真っ暗な状態になります。

防犯灯を設置することで盗難の抑止力になります。

今回取付した防犯灯は周囲が暗くなると点灯する一般的な防犯灯です。

下の写真は別現場の防犯灯です。こちらは人感センサーが備わっており、暗い中でも人に反応すると強く発光します。

通常時

人感センサー反応時

パワーコンディショナー冷却ファン停止

低圧発電所にてパワーコンディショナー(PCS)冷却ファンが停止しているのを発見しました。
冷却ファンが停止すると熱の逃げ場がなくなり、PCS内部が高温になり故障する可能性があります。点検時点では動作はしておりましたが、すぐにメーカーに取替調査の依頼を行いました。
PCSが1台故障すると売電量も激減します。
またこのPCSは設置から8年が経過しており、今後も徐々に故障も増えてくると思われます。

このようなトラブルも定期的なメンテナンスを行っておく事で、売電量への影響を最小限に抑えることができますので、ぜひ定期的なメンテナンスをオススメします。

ホットスポットパネル

高圧発電所のメンテナンス作業中にホットスポットを発見しました。
これは太陽光パネルの一部分が落ち葉や鳥のフンなどの付着物の影により、長期間発電できない状況が続くことで発熱してしまう現象です。
今回はフェンスの影が長期間に渡り、パネルの一部分に当たってしまったことが原因と考えられます。

ホットスポットが長期間続くと発電量の低下が起こり、最悪の場合は発火の恐れがありますので定期的なメンテナンスを行うことが重要です。

コネクタ膨張

コネクタ内部の金属端子間に僅かな隙間が生じてアークが発生し、徐々に外郭の樹脂を溶かすことで金属端子の固定が緩み、さらに隙間が増大するというサイクルを繰り返すことで、最終的に溶断に至ったと推測される。